サッカーで最も大切なことは、「ゴールを奪うため」「ゴールを守るため」という意識です。
多くの選手は「団子になるな」「形だけのパスサッカー」「ポジションを守れ」「ドリブルはこうしろ」「フェイントはこう」といった小手先のやり方や形ばかりが教えられ、根本となる意識が育っていません。
多くの若い選手は大人からの複雑な指示に悩まされています。
「ゴールを奪うため」「ゴールを守るため」に全力でプレーする意識が身についてないのに、小手先のやり方や形を教えても、本当に上手いサッカー選手にはなれません。
大人のサッカーの本質からズレた指導により、子どもたちのサッカーが本質からズレてしまうのです。
サッカーの原則は、シンプルです。
ゴールを奪うために走り、ゴールを守るために走る。ボールを失ったら全力で追いかけること、そして全力を尽くしてボールを取り返す、
これがサッカー選手にとっての基礎です。この基礎が身についていないのに、大人が演出する試合ばかりしても、土台がないまま積み上げるようなものです。
この「ゴールを奪うため」「ゴールを守るため」という意識こそ、子どもたち自身が自ら感じ、経験し、体に染み込ませるべきものです。
指導者がいくら言葉で言っても、やるのは選手たちで、最初に教えるべきことはこの単純だけど大事な意識です。
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