主体性、主観に共通する漢字に「主」があります。
「主」は「シュ」とも読みますし「あるじ」とも読みます。
「子供に主体性を」
一見、聞こえはいいのですが、気をつけなければいけないのは、子供が「あるじ」になり、親が「げぼく」の主従関係になってしまっている親子が、最近多く見られるというところです。
「無理矢理でも褒めて伸ばす」や「叱らない子育て」の弊害だと思います。
何事もいい塩梅が大事です。
本心で言っているかわかりませんが、選手が辞める際に「私は続けたほうがいいと思っている」や「こちらのほうが上手くなるのはわかっているけど、友達が多いほうへ行きたい」みたいなことを言う保護者がおられます。
私はいつも、「じゃ、やらせればいいじゃん」って思っています。
子育てについては、何が正解かわかりません。
正解かどうかわかるのは、子供が大人になってからなんだと思います。
本屋やネットの情報で、上手くいけばいいですが、思うようにはいかないのが、また子育て。
かと言って、子育てに関する情報は知っていたほうがいいと思います。その情報を上手く、ケースバイケースで使えるかどうかが大事なんだと思います。
私は、私自身がこれはいいと思ったものは、私の責任のもと、きちんと説明したうえでやらせています。
私自身が父性の塊のようなものでして。
父性とは、簡単に言うと父親としての性質や役割を指します。母性と対比される言葉で、社会的ルールや善悪、人生観、価値観などを教える役割を担うことが多いです。
私は上手くいかなければ謝り、別の方法を試してみる。親と子供のデータベースを蓄積していく感じでしょうか。
主観的
たまにプロコーチレッスンを見学に来られる指導者の方がおられます。
大体、1回2回見て、リフティングだけ練習するか、トレーニングをアレンジしてしまいます。そこの選手のボールの持ち方、以前と何も変わっていません。
見方が主観的なんです。
自分の経験とやり方が主(あるじ)で、プロの経験や指導が下になっているんです。
私が最初に九州のレッスンにチームの選手を5、6人連れて行った時、彼らに言ったのは、「もし、プロコーチが普段の俺と違うことを言ったら、プロが正しいと思ってね」でした。
帰りにサービスエリアでタピオカミルクティーを飲みながら、「わかりやすかったよね。なんか今までゴメンね〜」みたいな会話をしたのも良きおもひでぽろぽろです。
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